永井荷風も愛した、元祖あわぜんざい
浅草 梅園
「浅草 梅園」は、安政元年(1854年)、浅草寺の別院(梅園院)で創業したことがその名の由来。150年間守りとおした、元祖あわぜんざいの味は絶品だ。あわではなく蒸した餅きびを使用し、餅の苦みとあんの甘味が調和した創業以来変わらない看板メニューになっている。他にあんみつや豆かんも大人気。人気の秘訣はやや抑え目の甘さだとか。永井荷風の名作『踊り子』の一節にも、「梅園でおしるこを食べようとしたが満員で入れないので…」とあり、当時の盛況ぶりが伺える。昔から浅草の粋人たちに愛されてきた甘味処だ。
東京都台東区浅草1-31-12
●TEL 03-3841-7580
●営業時間 10:00~20:00
●定休日 月2回水曜日・不定休
http://www.asakusa-umezono.co.jp/