本日のレジメこちらからご覧いただけます　→　東照宮につて_20211104

東照宮は、徳川家康公のご遺体を久能山に埋葬し「東照社」として創建されたのをはじめとし、神号「東照大権現」が宣下され後に宮号「東照宮」と称されるようになりました。
江戸時代には700にも昇る「東照宮」が全国に存在したと言われ、現在も100以上が残されております。
中でも
「久能山東照宮」（静岡県駿河区）総本宮で家康公の棺を埋葬した所
「日光東照宮」（栃木県日光）は総本宮で徳川家康公の霊廟がある所
「上野東照宮」（東京都台東区）は徳川家の祈願寺寛永寺の敷地内に建立されたもの
「仙波東照宮」（埼玉県川越）徳川家のブレーン天海僧正が建立。久能山から日光へ改葬の際に後水尾天皇より「東照大権現」の勅額を賜る
この他、岡崎「滝山」京都「金地院」「世良田」「芝増上寺」などが主だった東照宮として挙げられます。
実は、浅草寺は寛永寺が建立される以前に徳川家の祈願寺として大変大事にされており、その頃「浅草東照宮」が浅草寺境内にありました。残念ながら家光公の代に焼失し、その後江戸城に移築されました。その随身門であった「二天門」影向堂前の池に掛かる石橋が残るのみとなっておりますが、浅草神社には「東照大権現」がお祀りされております。

日時：11月4日（木）13：15より14：00頃まで
講師：浅草寺法善院　塩入亮乗師
YouTube Live配信
配信アドレス　https://youtu.be/oaEQNLqfw88

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