1980年1月に浅草公会堂で始まった「新春浅草歌舞伎」は、昨年40年を迎え、その頃若手と呼ばれた役者集は、今では歌舞伎の屋台骨を支える大看板になり、後を継いだ若手達も次々と人気役者に育ち「若手役者の登竜門」と呼ばれるようになりました。
公会堂の正面には、その年の出し物の「芝居絵」が賑々しく飾られ、新春の晴やかさを醸し出していました。
浅草観光連盟では、そのうちのいくつかを保管しておりまして、今年は中止になりましたが、せめて芝居絵をネット上ででもお楽しみ頂きたく企画致しました。
第一回目は、「清元三社祭」、丑年に因んで「菅原伝授手習鑑(車引き)」、「連獅子」の3点をアップ致します。