歳の市(納めの観音)羽子板市 12月 17, 18, 19, 2020
- 2020/11/20
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日時 2020年12月17(木),18(金),19日(土) 10:00-19:30頃
場所 浅草寺境内
羽子板供養 浅草寺本堂左側受付にて10:00〜17:00(最終日は15:
お絵かき羽子板 大人1000円、10:30〜19:00(最終日は18:00ま
手形羽子板1000円、10:30〜19:00(最終日は18:
※時間は予定のため、多少前後することがある
宝蔵門前の左側「羽子板保存会」にて有卦干支羽子板を500円に
来年の干支は「辛丑」で 鐘馗のシルエットが入ります。
アマビエが流行っていますが、江戸で病除け、疫病除けといったら
写真を添付しておきます。 白黒の写真を添付しますが、鐘馗のシルエットと角印は赤色の予定です。
江戸では毎年三度の大市の中で、12月の市が最も栄え、これを歳の市と称しました。
正月用の歳の市といえば江戸中期頃までは、浅草に限られていました。 一方、浅草寺のご縁日は毎月18日であり、17日18日両日は歳の最後の縁日として、一年の無事に感謝し、来年も良い年にと願う納めの観音詣の日でもあることからなお一層にぎわいを示し、江戸の年中行事でした。武家や大店は、家来や奉公人に用心籠や長持ちをかつがせ、大挙して浅草にくり込み、毎年きまった店で買い、帰りには料理屋へ寄って威勢をつけるのが、見得の様にもてはやされた様です。明治以降は、正月用品の購入も通常の店屋で用を足す様になり、歳の市の面影は次第にすたれて来て、現在では江戸末期から流行しだした羽子板市に重点が移り、盛況を続けております。
羽根つきは古く室町時代から行われた遊びで、500年ほど前の永享年間には、初春を寿ぐ遊びとして、宮中で男組女組に分かれて競技をしている記録が残されています。その頃にも羽子板には松竹梅や花鳥の図を描いておりましたが、江戸時代に入ると押絵細工を応用する様になり、浮世絵画家も応援して、図柄の構成や色彩も華麗になりました。更に江戸末期、当時流行の歌舞伎役者の舞台姿の似顔絵を貼り付ける様になってからは、江戸の女性の爆発的な人気を集め、殊にその年の当り狂言の人気役者の羽子板がずらりと並んだ浅草観音の羽子板市には、江戸中の女性が胸をときめかせて出かけたと云われております。又、羽根は生まれた児が邪気をはねのけ、すこやかに育つ事に通じますので、昔から女児の出産には必ず羽子板を贈る習わしがありました。子供の成長を願って羽子板を贈り、はねつきをして新春を寿ぐ、まことに日本的な心根やさしい、美しい風情と申せましょう。
毎年人気のキャラクター羽子板が登場します。