観光時の災害緊急避難MAP
- 2016/5/26
- 観光お役立ち情報
大規模災害に遭遇した時は以下のルールに従ってマップにある場所へ避難してください。
浅草を訪れる皆様は、災害時の行動ルールである
『帰宅困難者行動ルール』へのご理解・ご協力をお願いします。
●帰宅困難者対策とは
帰宅困難者対策は、行政と地域が協力して「共助の考えに基づき」、可能な範囲で帰宅困難となった方への支援を行っていくものです。
大規模災害時には、「地域も被災者」である中での対応となりますので、帰宅困難者用施設や物資等は、必ずしも十分に用意されるとは限りません。
このことをご理解いただき、皆様には「日ごろからの備え」と「災害時の助け合い・譲り合い(特に、弱者に対して)」をお願いいたします。
●大きな地震にあってしまったら
◎ まず身の安全を図ってください。
◎ 施設内にいる場合は、施設(施設管理者等)の指示に従ってください。
◎ テレビやラジオ等から情報を収集し、「むやみに移動せず」安全な場所で待機してください。
慌てて帰宅行動をとってしまうと・・・
◎ 帰宅途中、二次災害に巻き込まれたり、道路が徒歩帰宅者で埋まり、緊急車両の通行障害となるほか、徒歩帰宅すら困難な状況になります。
◎ 駅などの交通機関に人が溢れ、危険な上、鉄道の復旧等に支障が出てしまいます。
◎ 正しい情報の収集・伝達が困難となり、更なる混乱を生じることとなります。
●帰宅困難者の行動ルール
災害時には、次のルールに基づき行動しましょう。
災害時のルール
◎ 帰宅困難者のルール
■個々に勝手な行動をとることなく、落ちついて行動しましょう。
■孤立しないよう、周囲の方々と協力して行動しましょう。
■施設利用や物資の配給を受ける場合には、帰宅困難者同士で譲り合いましょう。
■施設を利用する場合は、施設側の指示に従いましょう。
◎ 事業所等組織のルール
■組織的な活動を図り、事業所の従業員や児童・生徒などの一斉帰宅抑制に努めましょう。
■不特定多数の顧客を扱う事業所等では、顧客の安全確保と一時待機に努めましょう。
■地域で協力して、可能な施設は帰宅困難者の受入れ等に配慮しましょう。
■施設内にいる顧客の安全確保と一時待機対応に努めましょう。
平常時からの備え
災害時の冷静な行動のため、平常時からの備えに努めましょう。
◎ 帰宅困難者の備え
■平常時からカバンなどに水・食糧などを入れておきましょう。
■家族や知人との連絡手段を複数用意しておきましょう。
■地域が行う帰宅困難者対策を、理解しておきましょう。
◎ 事業所等組織の備え
■災害時に組織員(従業員や生徒等)が留まることができるよう、環境整備に努めましょう。
■災害時の計画は、組織内で周知しておきましょう
◎ 組織員(従業員や生徒等)の備え
■災害時に帰宅できないことを念頭に、家族や知人との連絡体制を確保しておきましょう。
■組織としての対応を理解しておきましょう。
帰宅困難者行動心得10か条
・あわてず騒がず、状況確認
・携帯ラジオをポケットに
・作っておこう帰宅地図
・ロッカー開けたらスニーカー(防災グッズ)
・机の中にチョコやキャラメル(簡易食料)
・事前に家族で話し合い(連絡手段、集合場所)
・安否確認、災害用伝言ダイヤル等や遠くの親戚
・歩いて帰る訓練を
・季節に応じた冷暖準備(携帯カイロやタオルなど)
・声を掛け合い、助け合おう