浅草に江戸芝居小屋をつくる会 10万人の署名をめざして


この度“浅草地区観光まちづくり推進協議会(代表 永野章一郎)”を中心に“浅草に江戸芝居小屋を作ろう”という活動がスタート致しました。この協議会は浅草地区の各種団体(観光連盟・商店連合会をはじめ各団体や地元区議会議員・地域の有力企業・交通機関)が参加して1年半前から活動をしている会です。この会の当初よりの目標のひとつでもある、“浅草に江戸芝居小屋を!”の第一歩として、建設へ向けて地元及び全国的な署名運動をスタートいたします。
下記趣意書をお読みいただき、署名にご協力をお願い致します。

趣意書

浅草は628年(推古36年)に誕生した日本でも有数の歴史と文化を兼ね備えた街です。 しかしながら、これらを表現する建造物は江戸期の数度の火事やその後の震災や戦災でそのほとんどのものを失ってしまいました。 近年、国や東京都そして台東区も観光を一つの大きな事業として見直されていますが、浅草をさらに大きな観光地域として発展させていく為に、この街の歴史・文化をふまえた新しいランドマークを創ることは、浅草にとってばかりでなく、台東区そして日本にとっての大きな財産となり、又、観光という事業を拡大させるという意味からも大変意義あることではないでしょうか。
1400年という浅草の長い歴史を顧みたときに、もっとも印象的でさらに人々の心を?んだのは、江戸の後期ではなかったかと考えます。 当時、江戸三千両といわれ、日に千両を売り上げる三つの場所 すなわち朝の日本橋魚河岸・昼の芝居小屋(猿若三座)・夜の新吉原のうち二ヶ所が浅草にありました。更に、浅草寺近辺には奥山などの見世物小屋が立ち並び、江戸庶民ばかりでなく全国の人々の一種憧れの場所でもあったわけです。これは現在においても先年都内各地で開催された、開府400年事業の中でも浅草寺境内での 江戸まち奥山風景と中村座は、大変大きな反響を呼び、多勢の方々がおみえになり楽しんで頂いたことからも証明されております。
 いよいよ団塊の世代がリタイヤの時期を迎え観劇や音楽鑑賞の人口はいっきに増大し、全国の劇場の需要は大きくなるばかりです。そんな折、歌舞伎は世界無形文化遺産に指定されると共に、毎年恒例の浅草新春歌舞伎で証明される様、若い世代にも大きな人気を持つ演劇になっております。
 以上のような理由から、我々は浅草に江戸風芝居小屋を建設し、浅草とは大変深いつながりを持つ 歌舞伎を中心とした演劇を開催していくことは、大変有意義なことで、日本国内ばかりでなく、広く海外からお見えになる、観光客の皆さんにも、喜んでいただけるものと確信いたしております。そして、今後100年の計に立ち将来の台東区や浅草を考えたとき、最もこの地にふさわしいランドマークとしてこの江戸風芝居小屋の建設を切望する次第です。尚、この事業を実現するために、地域の皆様だけでなく広く全国的な歌舞伎ファンの皆様方にも 署名運動を推進していきたいと存じております。どうぞこの趣旨をご理解いただき、皆様の絶大なご協力を、賜りますよう御願い申し上げます。

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